タブレット学習は「効果がない」「やめたほうがいい」と言われる理由

更新日:2026年8月21日

教材のせいではなく、条件が合っていないだけというケースが多いです。当サイトは掲載社を勧める立場ですが、向かない条件もそのまま書きます。当てはまるなら別の手段のほうが結果が出ます。

先に結論:向かないのはこの3つのケース

ケースなぜ効果が出にくいか向いている手段
記述・作文を伸ばしたい自動採点は正誤しか判定できない。書いた文章の良し悪しは機械では見きれない人が答案を見る添削がある教材/塾
すでに大きくつまずいている教材は学年の進度に沿って進む。どこで止まっているかを特定して戻る作業は、教材だけでは難しい個別指導/家庭教師
強制力がないと机に向かわない通信教育に「決まった時間に人が来る」強制力はない塾・オンライン家庭教師(時間が決まっている形)

この3つに当てはまるなら、教材を比べる前に手段そのものを変えたほうが早いです。逆に当てはまらない場合、「効果がない」の原因は次に挙げる別のところにあります。

「効果がない」と感じる原因は、たいてい測り方にある

1. 効果を測る期間が短すぎる

1〜2か月で成績の変化を求めると、ほぼ確実に「効果がない」という結論になります。家庭学習は「毎日机に向かう習慣がついたか」が最初の成果で、点数はその後に付いてきます。習慣がついていない段階で点数を見ると、判断を誤ります。

2. やっている量が足りていない

タブレット教材は1回が短く設計されているため、「毎日開いている」ように見えて実際の学習量が少ないことがあります。保護者向けの機能で取り組み状況が確認できるので、点数より先に「今月何回開いたか」を見てください。

3. 学校の進度と合っていない

教科書準拠の教材であれば、学校の授業とほぼ同じ順序で進みます。教科書設定が正しく入っていないと、学校で習っていない範囲が出てくることがあります。設定は保護者向けのページから変更できるので、最初に確認する価値があります。

掲載社それぞれのデメリットも書きます

比較サイトとして、良い面だけを並べても判断材料になりません。公式サイトで確認できる範囲の弱点をそのまま書きます。

進研ゼミ小学講座(当サイト1位)

  • 学年が上がると受講費も上がる:1年生3,250円〜、6年生6,370円〜(12ヵ月分一括払いの1ヵ月あたり・税込)。6年間続けると総額は30万円を超えます
  • タブレット代の条件が長い:長期受講タブレット割引は24ヵ月連続受講が条件で、24ヵ月未満で退会すると19,980円が請求されます。1年で見直すつもりなら不利です
  • 紙とタブレットの切り替えは可能ですが、切り替えが6か月未満だとタブレット代の請求対象になる場合があります

スマイルゼミ

  • 人による添削がない:自動採点のみなので、つまずきの原因は保護者が学習履歴から探すことになります
  • 紙を選べない:専用タブレットのみ。画面が合わなかった場合の選択肢は退会になります
  • 短期でやめると割高:6か月未満の退会でタブレット代32,802円。掲載社の中でいちばん高い区分です

東進オンライン学校

  • 1〜2年生は国語・算数のみ(3〜6年生で理科・社会が加わります)
  • 専用タブレットがなく手持ちの端末で受講するため、端末に他のアプリが入っている分だけ誘惑があります

口コミで判断しないほうがいい理由

「やめたほうがいい」で検索すると体験談が大量に出てきますが、当サイトは取得元を確認できない口コミを掲載しません。理由は2つあります。

  • 条件が書かれていない:何年生で、どのスタイルで、どれくらいの頻度で使ったのかが分からない体験談は、自分の家庭に当てはめられません
  • アプリストアの評価は対象がズレている:教材本体ではなく保護者向けの付帯アプリに対する評価であることが多く、これを教材の評判として読むと判断を誤ります

当サイトは代わりに、公式サイトで確認できる金額・条件・仕組みだけを載せています。判断材料としては、条件不明の体験談より条件が明記された事実のほうが役に立ちます。

それでも迷うなら、お金がかからない方法で試す

「効果があるか」は結局その子で試すしかありません。費用をかけずに確かめる方法が用意されています。

  • 進研ゼミ・こどもちゃれんじ:無料の資料請求で学年・年齢に合った体験教材が届きます(入会金0円・送料無料・入会義務なし)
  • スマイルゼミ:約2週間の全額返金保証。保証期間内に退会すれば会費とタブレット代が全額返金されます(初回入会時のみ)

体験教材で子どもが自分から手をつけるかどうかを見れば、効果の議論の前に向き不向きが分かります。

よくある質問

Q. タブレット学習は本当に成績が上がりますか?

当サイトは成績向上について検証できるデータを持っていないため、上がると断定はしません。各社が公表している調査は自社会員を対象にしたものが多く、そのまま一般化できないためです。まずは「毎日机に向かう習慣がついたか」を最初の成果として見てください。

Q. 進研ゼミはやめたほうがいいですか?

1年以内に見直すつもりならタブレット代19,980円が請求されるため不利です。逆に2年以上続ける前提なら、タブレット代が0円になり紙にも切り替えられるので、掲載3社の中では条件が良くなります。続ける年数で結論が変わります。

Q. 紙のドリルのほうが効果がありますか?

目的次第です。書く量を確保したい、記述を人に見てもらいたいなら紙が向きます。丸つけの手間を省きたい、教材が家に溜まるのを避けたいならタブレットが向きます。進研ゼミは同じ受講費で両方を選べます。

Q. 塾と併用したほうがいいですか?

費用が二重になるうえ、毎日の課題も二重になるので続きにくくなります。まずどちらか一方で「毎日取り組めるか」を確かめてから判断するほうが現実的です。

Q. デメリットが大きいのはどの社ですか?

短期でやめる前提ならスマイルゼミ(6か月未満の退会で32,802円)、長く続けられない可能性が高いなら進研ゼミ(24ヵ月未満で19,980円)が不利になります。どちらも「続ける年数」で有利不利が入れ替わります。

当サイトは、取得元を確認できない口コミ・体験談を掲載しません。金額・条件は2026年8月21日に各社の公式サイトで確認したものです。最新の内容は公式サイトの表示をご確認ください。