漢字はタブレットで身につくか。読みと書きで分けて考える

「タブレットで漢字を書いても身につかないのでは」という心配はもっともです。ただし読みと書きでは必要な練習が違うので、一律に紙へ戻す必要はありません。分けて考えると手間が減ります。
先に結論:読みはタブレット、書きは紙を足す
| できるようにしたいこと | 向く方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 読める(意味が分かる) | タブレット | 出題数を稼げる。その場で正誤が出るので、覚え違いがその日のうちに直る |
| 書き順が正しい | タブレット | 書き順の判定機能がある教材なら、紙より厳密に見てくれる |
| テストで書ける | 紙を併用 | 鉛筆で書く感覚と、字形を整える練習は画面では代替しにくい |
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タブレットが弱いのは3つ目だけです。読みと書き順まではタブレットのほうが効率がよく、最後の「紙に書いて正解になる」ところで差が出ます。
なぜ最後だけ紙が要るのか
- 判定が甘くなる場合がある。教材によっては、多少の字形のズレでも正解になります。学校のテストは人が採点します
- 書くときの抵抗が違う。画面は滑るので、止め・はね・はらいの感覚が紙と一致しません
- マス目の中に収める練習になりにくい。文字の大きさを揃える練習は紙のほうが分かりやすい
ただし「だからタブレットは意味がない」ではありません。読みが入っていない漢字は、紙に何回書いても書けるようになりません。順番としては、読み → 書き順 → 紙で仕上げ、が効率的です。
紙を足すときの分量
市販の漢字ドリルを1冊追加するより、テストで間違えた漢字だけを紙で書くほうが続きます。
- タブレットで単元の漢字をひととおり読み・書き順まで進める
- 学校の漢字テストを受ける
- 間違えた字だけをノートに5回ずつ書く
- 翌週もう一度その字だけ確認する
全部を紙で書くと量が多すぎて、書くこと自体が目的になります。間違えた字だけに絞ると1回5分程度で終わります。
掲載社の漢字の扱い
- 進研ゼミ小学講座は紙のチャレンジとチャレンジタッチを同じ受講費で選べます。漢字だけ紙にしたい、という使い分けが教材の中でできる側です
- スマイルゼミは専用タブレットのみで紙を選べません。漢字の紙練習は市販のノートで別に用意することになります
よくある質問
Q. タブレットの書き取りは意味がないのでは?
読みと書き順を覚える段階では有効です。意味がないのは「タブレットだけで完結させようとしたとき」で、テストで書けるようになる段階だけ紙を足せば成立します。
Q. タッチペンの精度で判定が甘くなりませんか?
教材によります。学校のテストのほうが厳しいという前提で、間違えた字を紙で確認する運用にしておけば、判定の甘さは吸収できます。
Q. 漢字検定の対策になりますか?
読みと書き順の練習にはなりますが、検定は級ごとに出題範囲が決まっています。学年の教材とは別に、検定用の教材を用意するほうが確実です。
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